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クレカ付帯の海外旅行保険でワーホリ・留学の保険料節約【裏ワザも紹介】

ワーホリや留学で海外生活を始めるにあたり、保険はとても重要で欠かせないものの一つです。

ですが長期間の海外旅行保険となると、金額が大きく痛い出費なのも事実…。とはいえ無保険で海外へ行くわけにはいかないので、少しでも安く保険を用意したいですよね。

そこでこの記事では、クレジットカードに付帯している海外旅行保険を活用して、保険料をなるべく安く抑える方法を徹底解説していきます!

クレジットカードの海外旅行保険を活用すれば、保険料を20万円近く節約することも可能なので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

筆者プロフィール
筆者の写真

みこ

  • 現在オーストラリアに夫婦でワーホリ中
  • 海外渡航 7カ国・ノマド経験あり
  • 今までに「クレカ15枚以上・SIM10社以上」利用
  • 趣味で「海外でのお得な決済手段やサービス」を日々リサーチ
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みこ
  • 現在オーストラリアに夫婦でワーホリ中
  • 海外渡航 7カ国・ノマド経験あり
  • 今までに「クレカ15枚以上・SIM10社以上」利用
  • 趣味で「海外でのお得な決済手段やサービス」を日々リサーチ
目次

クレジットカード付帯の海外旅行保険とは?

クレジットカード付帯の海外旅行保険とは、多くのカード会社がカード会員に提供しているサービスの1つです。

  • 交通事故でケガしてしまった…
  • シェアハウスで水漏れを起こしてしまった…
  • カフェで勉強中にスマホを取られてしまった…

など、海外滞在中に起きたトラブルにまつわる費用をカバーしてくれます。

クレジットカード付帯保険の適用条件は「自動付帯」「利用付帯」という2パターンがありますが、どちらも保険の掛け金はかからないので、海外に行く際は積極的に活用することをおすすめします。

ただし、全てのクレジットカードに付帯しているわけではないので、ワーホリや留学に持って行くカードに海外旅行保険が付いているか忘れずに確認しておきましょう。

海外旅行保険の内容はどうなっている?

クレジットカードの海外旅行保険の内容はどのようなものなのか、大きく3つのポイントに分けて説明していきます。

  1. 保険の適用条件(自動付帯・利用付帯のどちらか?)
  2. 保険の補償金額
  3. 保険の適用期間

海外旅行保険の適用条件

保険の適用条件は、「自動付帯」か「利用付帯」かのどちらかになります。

自動付帯

カードを海外へ持って行くだけで自動的に保険適用されるタイプ。財布に入れておくだけで良いのでとてもラクです。

利用付帯

海外旅行ツアー代や航空券代、空港へ向かう際の公共交通機関代(電車、バス、タクシー等)を、カード決済することで保険適用されるタイプです。

カード会社によっては、日本出国後に海外で行った公共交通機関の支払いも、適用条件として認めています。

利用付帯のクレジットカードは、海外に持って行くだけでは保険適用されず、自動付帯のものと比べると少し手間はかかります。

ですが、保険料を節約したい方にとっては使い方次第でかなりメリットがあるので、節約目的の方は自動付帯だけでなく利用付帯のクレジットカードも持っておくと良いですよ!

海外旅行保険の補償金額

クレジットカードの海外旅行保険の補償内容は、主に6項目あり、それぞれに補償金額が設定されています。

傷害死亡・後遺障害事故等での死亡・後遺障害が起きた場合の補償
傷害治療費用ケガの治療への補償
疾病治療費用病気の治療への補償
賠償責任人や物に損害を与えてしまい損害賠償責任を負った時の補償
救援者費用ケガや死亡などで家族が現地へ迎えに行く際の交通費等を補償
携行品損害盗難や偶然の破損などによる携行品(住居外へ持ち運びするもの)が受けた損害への補償

補償金額は高いに越したことはありませんが、なかでも特に使用確率が高く、必要になる金額も大きい「傷害治療・疾病治療」の補償金額は重視すべき項目です。

補償金額は合算可能(※傷害死亡・後遺障害以外)

海外旅行保険の付いたクレジットカードが複数枚ある場合、実は補償額を合算することが可能です。

合算可能な補償は、「傷害死亡・後遺障害」以外の5項目

複数のクレジットカード付帯保険を組み合わせれば、高額な補償を用意することもできるので、上手に活用しましょう。

合算可能合算不可
傷害治療費用
疾病治療費用
賠償責任
救援者費用
携行品損害
傷害死亡・後遺障害

死亡・後遺障害保険金
複数のクレジットカード(他社カードを含む)のうち、最も高い金額を限度として、それぞれの保険から按分して保険金が支払われます。

その他の保険金
複数のカードの保険金を合算した範囲内で実際の損害額を限度として、それぞれの保険から按分して保険金が支払われます。

JACCSよくある質問」より引用

補償金額はいくらあれば充分?

補償金額がいくらあれば充分かは、個人の経済状況や価値観、利用方法(民間の保険と併用するか否か)によって変わるため、目安を伝えるのは正直難しいです。

その上であくまで私の個人的考えを述べると、例えば、海外生活最初の3ヶ月をクレジットカードの付帯保険だけで過ごす場合は、「傷害治療・疾病治療」ともに最低500万円はあった方が良いと思います。

実際に筆者は、ワーホリの最初3ヶ月をクレジットカードの付帯保険だけで過ごしましたが、その時の補償金額は以下のとおりでした。

傷害死亡・後遺障害1億円
傷害治療費用1,250万円
疾病治療費用1,100万円
賠償責任1億1,000万円
救援者費用800万円
携行品損害130万円
※ カード6枚を合算した金額です。

筆者は元々カードをたくさん持っていたので、クレジットカードの保険だけにしては結構高い金額で備えることができました。

補償金額をいくらにするかは悩みどころですが、万が一に備えて充分に用意しましょう

保険の適用期間

保険の適用期間は、どのクレジットカードでも「90日」か「3ヶ月」の設定になっています。

  1. 自動付帯の場合
    →日本を出国してから90日(3ヶ月)後まで
  2. 利用付帯のカードで保険適用対象の支払いを日本出国前に行った場合
    →日本を出国してから90日(3ヶ月)後まで
  3. 利用付帯のカードで保険適対象用の支払いを国外で行った場合
    →対象の支払いをした日から90日(3ヶ月)後まで

クレジットカードの付帯保険でワーホリ・留学中の保険料を節約する方法

ワーホリ・留学中の保険料を節約する方法で、定番は「最初の3ヶ月はクレジットカード付帯の保険、それ以降は現地の保険を契約する」という方法です

ではこの方法でどれくらい保険料を節約できるかというと、例えばオーストラリアに1年間滞在する場合、約20万円もの節約になります!

保険料比較(例:オーストラリアに1年滞在)
  • 日本で契約する海外旅行保険(参考:AIG損保の最安プラン)
    246,560円
  • 現地の保険(参考:Bupaの最安プラン)
    約59,100円 ※1豪ドル=92.75円で計算
  • クレジットカード付帯保険(3ヶ月)と現地の保険(9ヶ月)
    約44,350円 ※1豪ドル=92.75円で計算

ちなみに、「クレジットカード付帯保険(3ヶ月)と日本の海外旅行保険(9ヶ月)という組み合わせはできないの?」と疑問に感じた方もいるのではないでしょうか。

しかし残念ながら、日本の海外旅行保険は「出国〜帰国まで」という契約しかできません

では日本語で保険のサービスを受けたい場合、節約を諦めるしかないのか?というと、そんなことはありません。

実は、日本出国後でも契約できて、日本語でのサービスを提供してる保険会社があるんです!

日本出国後も契約可&日本語対応の海外旅行保険会社グローブパートナー

グローブパートナーとは、フランスの保険代理店ASSETが提供する日本人向けの海外旅行保険

日本語デスクが用意されており、公式サイトが日本語なのはもちろん、メールや電話での問い合わせも日本語で対応してもらえます。

そんなグローブパートナーの保険料は、例えばオーストラリアに1年間滞在する場合、現地の保険会社よりは少し高いものの、日本の海外旅行保険と比べると約17万円もの節約に!

保険料比較(例:オーストラリアに1年滞在)
  • グローブパートナーの海外旅行保険
    約102,170円 ※1ユーロ=144.30円で計算
  • クレジットカード付帯保険(3ヶ月)とグローブパートナー(9ヶ月)
    約76,660円 ※1ユーロ=144.30円で計算

保険料を節約したいけど日本語対応もほしいという方には、クレジットカードの付帯保険とグローブパートナーの組み合わせがおすすめです!

グローブパートナーについての詳細は「こちらの記事(近日公開)」にて紹介しているので、興味のある方はぜひご一読ください。

\ 海外からでも契約可!日本語対応の海外旅行保険 /

補償期間を2倍以上に延ばす裏ワザとは?

クレジットカード付帯保険の補償期間は、どこの会社も90日か3ヶ月の設定になっています。

ですが、保険適用条件が「利用付帯」のカードでとある使い方をすると、補償期間を2倍以上にできてしまうんです。

補償期間を2倍以上にする裏ワザ

渡航後、最初の3ヶ月が終わるタイミングで、まだ保険適用させていない「利用付帯」のカードで公共交通機関の支払いをする

おさらいですが、利用付帯のカードは以下の支払いをすることで保険適用を有効化できます。

  1. 公共交通機関の支払いをする(電車、バス、タクシーなど)
  2. 募集型企画旅行などの支払いをする(ツアーなど)

そして、①の公共交通機関の支払いは、出国後に海外で行った決済も認めているカードがあり、その場合、決済を行った日から保険適用が始まります。

なので、最初の保険期間90日(3ヶ月)が終わるタイミングに、別の利用付帯のカードで公共交通機関の支払いをすれば、そこからさらに90日(3ヶ月)保険適用され、トータル180日間もクレジットカード付帯保険を使えることになるわけです。

ちなみに理論上では、180日のタイミングで同じことをすれば、さらに90日(3ヶ月)延長することも可能。

ただし、そんなにたくさんのクレジットカードを作るのは現実的ではないので、おすすめはしません。

補償期間を2倍以上にする裏ワザを使う時の注意点

クレジットカード付帯保険の保険期間を2倍に延ばす上で、注意すべき点が2つあります。

  1. 日本出国前の決済しか認めていないカード会社もあるので、自分のカードが海外での決済も認めているか確認しておく
  2. 利用付帯のクレジットカード1枚では補償内容が充分でない場合が多いので、なるべく他のカードや現地保険などと組み合わせるようにする

①に関しては、当ブログでおすすめしているクレジットカードであれば、海外での決済も認めているものばかりなので心配いりません。

しかし、それ以外のカードについては要確認です。

②については、特に使用確率の高い「傷害・疾病治療費」が不足しがちなので、現地保険の最安プランと組み合わせておく方が無難でしょう。

海外旅行保険の内容が手厚い!おすすめのクレジットカード5選

スクロールできます
公式
サイト
EPOSカードJCBカードWリクルート
カード
セゾンブルー・
アメックス・カード
楽天プレミアムカード
カード
デザイン
カード券面カード券面カード券面カード券面カード券面
年会費無料無料無料25歳以下:無料
26歳以上:3,300円
(初年度無料)
11,000円
還元率0.5%1.0%〜1.2%〜0.5%〜1.0%〜
国際
ブランド
VISAJCBVISA / JCB /
Mastercard
AMEXVISA / JCB /
Mastercard / AMEX
海外旅行
傷害保険
利用付帯
最高3,000万円
利用付帯
最高2,000万円
利用付帯
最高2,000万円
利用付帯
最高3,000万円
自動付帯
最高5,000万円

(一部利用付帯)
海外旅行傷害保険の詳細を見る
スクロールできます
カード名エポスカードJCBカードWリクルート
カード
セゾンブルー・
アメックス・カード
楽天プレミアム
カード
適用条件利用付帯利用付帯利用付帯利用付帯自動付帯
※一部利用付帯
補償期間90日間3ヶ月間3ヶ月間90日間90日間
傷害死亡・
後遺障害
最高3,000万円最高2,000万円最高2,000万円最高3,000万円最高5,000万円
※自動4,000万円
※利用1,000万円
傷害治療200万円100万円100万円300万円300万円
疾病治療270万円100万円100万円300万円300万円
賠償責任3,000万円2,000万円2,000万円3,000万円3,000万円
救援者100万円100万円100万円200万円200万円
携行品20万円20万円20万円30万円50万円
※自動30万円
※利用20万円

最近は「年会費無料&海外旅行保険が自動付帯」のカードが、かなり少なくなってきています。

例えば、以前は一般の楽天カードも「年会費無料&海外旅行保険が自動付帯」でしたが、2020年にサービスの改悪があり、今ではおすすめ出来なくなりました。

そんななか、今でも「年会費無料&自動付帯」のエポスカードは、海外生活におすすめのクレジットカードNo.1といえるでしょう。

またその他のカードもそれぞれ強みがあり、どれも海外生活や保険料節約におすすめのカードです。

それぞれのカードの強みや特徴については「こちらの記事」に書いているので、各カードについてより詳しく知りたい方はぜひご覧ください。

実は海外旅行保険が付帯してる!おすすめのデビットカード2選

海外旅行保険が付帯しているデビットカードはかなり少なく、あっても微妙な内容が多い中、2枚だけおすすめのカードがあるのでご紹介します。

保険料は節約したいけどクレジットカードはたくさん持ちたくない方や、審査の関係でクレジットカードを複数作れない方は、ぜひデビットカードも検討してみてください。

海外旅行保険付きデビットカード
  • みんなの銀行デビットカード口座開設で1,000円もらえる紹介コードあり!
  • 住信SBIネット銀行プラチナデビットカード
公式サイトみんなの銀行
デビットカード
住信SBIネット銀行
ブラチナデビット
カード
デザイン
券面デザイン
年会費無料11,000円(税込)
還元率0.2%1.0%
国際
ブランド
JCBMastercard
海外旅行
傷害保険
利用付帯
最高3,000万円
自動付帯
最高1億円

みんなの銀行デビットカード

公式サイトみんなの銀行
デビットカード
カード
デザイン
年会費無料
還元率0.2%
国際ブランドJCB
海外旅行
傷害保険
利用付帯
最高3,000万円
海外旅行傷害保険の詳細を見る
適用条件利用付帯
補償期間3ヶ月間
傷害死亡・後遺障害最高3,000万円
傷害治療100万円
疾病治療100万円
賠償責任2,000万円
救援者100万円
携行品20万円

このデビットカードは、全ての手続きがスマホで完結する新しい銀行、「みんなの銀行」が発行しているデビットカード。

年会費無料なのに手厚い内容の保険がついており、他のクレジットカードと組み合わせて保険の補償額を厚くするのに最適です。

また、みんなの銀行は令和の時代にマッチした使い勝手の良い銀行で、ワーホリ・留学用の貯金にも適しています

みんなの銀行についての詳細は「こちらの記事(近日公開)」にて紹介しているので、気になる方はぜひ参考にしてください。

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これから口座開設される方は、紹介コード「stBPqjBH」を使って口座開設するだけで1,000円ゲットできるので、今のうちにお得にみんなの銀行を使い始めましょう!

口座開設で1,000円もらえる紹介コード

stBPqjBH

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住信SBIネット銀行プラチナデビットカード

公式サイト住信SBIネット銀行
プラチナデビットカード
カード
デザイン
券面デザイン
年会費11,000円(税込)
還元率1.0%
国際ブランドMastercard
海外旅行
傷害保険
自動付帯
最高1億円
海外旅行傷害保険の詳細を見る
本会員家族
適用条件自動付帯
補償期間3ヶ月間
傷害死亡・後遺障害最高1億円最高1,000万円
傷害治療1,000万円500万円
疾病治療700万円350万円
賠償責任1億円5,000万円
救援者*500万円250万円
携行品*100万円50万円
*「救援者・携行品」は補償1年間

住信SBIネット銀行プラチナデビットカードは、年会費11,000円がかかるものの、保険の内容がずば抜けて手厚くしかも自動付帯!

同額の年会費がかかるクレジットカードと比較しても、めちゃくちゃ優秀です。

また、家族にも保険が適用されるようになっており、補償額も高いので、夫婦でワーホリ・留学する方には特におすすめ

保険以外のサービスも手厚く、本当に至れり尽くせりなデビットカードです。

保険以外のお得なサービス
  • 世界1,000カ所以上の空港VIPラウンジを年3回無料で使える
  • 約150の国で使えるSIMを年1回(上限3GB・15日間)無料でもらえる
  • モバイル端末保険(スマホやPC、タブレットなどの修理費用最大10万円を年に1回利用可)

\ コスパ最高のデビットカード! /

まとめ

この記事では、クレジットカード付帯の海外旅行保険の基本から、補償期間を延ばす裏ワザ、おすすめのクレジットカードなどを紹介しました。

ワーホリ・留学中の保険料を節約したい方にとって、クレジットカード付帯保険の活用は欠かせません。

上手に活用して保険料を節約しつつ、しっかりした保険内容で安心の海外生活を送りましょう!

なお「こちらの記事」では、今回紹介した5つのクレジットカードを基に、おすすめの組み合わせを紹介しています。

「年会費無料にこだわる人向け」「海外旅行保険を重視する人向け」などの5パターンの組み合わせを紹介しているので、自分の価値観にあったカードを知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

海外生活におすすめのクレジットカード!

スクロールできます
公式
サイト
EPOSカードJCBカードWリクルート
カード
セゾンブルー・
アメックス・カード
楽天プレミアムカード
カード
デザイン
カード券面カード券面カード券面カード券面カード券面
年会費無料無料無料25歳以下:無料
26歳以上:3,300円
(初年度無料)
11,000円
還元率0.5%1.0%〜1.2%〜0.5%〜1.0%〜
国際
ブランド
VISAJCBVISA / JCB /
Mastercard
AMEXVISA / JCB /
Mastercard / AMEX
海外旅行
傷害保険
利用付帯
最高3,000万円
利用付帯
最高2,000万円
利用付帯
最高2,000万円
利用付帯
最高3,000万円
自動付帯
最高5,000万円

(一部利用付帯)

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