ワーホリ・留学中も使える！楽天モバイルの魅力から注意点まで徹底解説

ワーホリ・留学中、日本の電話番号維持にどこの格安SIMを使うべきか悩みますよね。

料金の安さだけで選ぶと失敗しかねないし、SIM関係に詳しくないと結構むずかしいです。

そこでこの記事では、私が比較した格安SIM15社のうち、利便性とコスパが最強な「楽天モバイル」について概要やメリット・デメリットなどをご紹介していきます！

楽天モバイルは、

という海外で生活する人に最適な格安SIMです！

ワーホリ・留学時用のSIM選びに失敗したくない方は、ぜひこの記事を参考に検討してみてください。

楽天モバイルの概要（プラン内容・料金など）

画像引用元：楽天モバイル

楽天モバイルは大手3キャリア (ドコモ・au・ソフトバンク) に次ぐ、第4の通信キャリア！

提供プランは2つありますが、月額料金は同じです。

両プランの違いは以下3点。

	通常タイプ	データタイプ
音声通話	できる	できない
他社からの 番号引継	できる	できない
契約の簡易さ	一般的	かなり簡単 本人確認書類の提出不要

データタイプは料金的メリットもなく、他社からの電話番号引継 (MNP) もできません。

ワーホリ・留学時の「日本の電話番号維持用」には通常タイプ一択です！

楽天モバイル【Rakuten最強プラン】の詳細

基本料金

画像引用元：楽天モバイル

Rakuten最強プランは、1ヶ月間で利用したデータ量に応じて料金が決まる仕組みになっています。

データ利用量	料金
0GB〜3GB	1,078円 (税込)
3GB超過後〜20GB	2,178円 (税込)
20GB超過後〜(無制限)	3,278円 (税込)
【海外でのデータ通信】毎月2GBまで可能（追加費用なし）

2024年2月「家族割」スタート！家族全員、基本料金から毎月100円引き！

海外生活中は基本的に3GB以上使わないので、月額料金は1,078円になります。(家族割適用なら968円！)

また楽天モバイルでは、基本料金内で毎月2GBまで海外でのデータ通信も可能！

詳しくは後述しますが、私自身オーストラリアで毎月2GB利用しており、かなり重宝しています！

オプション料金

オプション	料金
15分標準通話かけ放題	1,100円 (税込)
海外でのデータチャージ	500円 / 1GB (非課税)

基本料金内で2GBまで海外でのデータ通信可能な楽天モバイルですが、データチャージを行えば2GB以上のデータ通信も可能です！

チャージしたデータは購入後すぐに利用でき、有効期限は31日間とかなり長め！

他社にも海外でのデータ通信オプションはありますが「有効期限1日で約500円〜」が相場。

1GBあたりたった500円で、31日間も使えるのは楽天モバイルだけです！

その他のサービス料金

その他のサービス等	料金
通話料	Rakuten Link利用 0円
	標準通話アプリ利用 22円 / 30秒 (税込)
契約事務手数料	0円
MNP転出料	0円
解約料	0円

楽天モバイルでは、Rakuten Linkという独自通話アプリを使うことで、国内はもちろん海外からの発信も無料！

また、契約や解約時の手数料もすべて無料。良心的な料金設定になっています◎

楽天モバイルがワーホリ・留学におすすめな9つの理由

「日本の電話番号維持用」として楽天モバイルはメリットが盛りだくさん◎

ワーホリ・留学中の利用に必要な機能・条件もしっかり揃ってます。

私は3年以上楽天モバイルを使っていますが、「利便性とコスパ」で楽天モバイルに勝るSIMはありません！

そんな楽天モバイルの具体的なおすすめ理由9つをご紹介します！

おすすめ理由① ポイント払いで実質無料

楽天モバイルの月額料金は「楽天ポイントでの支払い」が可能！

おかげで私の毎月の支払額は0円で済んでます！

貯めたポイントを有効活用でき、さらにポイントが貯まるなんて太っ腹ですよね！

おすすめ理由② 紹介経由で13,000ポイントもらえる

画像引用元：楽天モバイル

楽天モバイルでは現在、紹介経由の契約で13,000ポイントもらえるキャンペーン実施中！

このポイントを月額料金の支払いに充てれば「1年間無料」で楽天モバイルを使えます！

「1年間無料」で利便性にも優れた楽天モバイル、まさに最強ですね…！

おすすめ理由③ 海外でのデータ通信が毎月2GB無料

画像引用元：楽天モバイル

楽天モバイルはなんと「海外でのデータ通信が毎月2GBまで無料」で出来るんです！

このサービスは本当に便利で、ワーホリ・留学中に現地でも使えるし、ほかにも例えば

などの場面でも、手続きなしですぐにネットが使えます！

このサービスが使える対象国・地域は72ヶ所。ワーホリ・留学で人気の渡航先 (アメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド) も対象です！

「日本の電話番号維持＆たまにSMS認証に使うだけ」ではなく、海外でもデータ通信できるなんて利便性バツグンですよね！ (しかもポイント払いなら実質無料◎)

おすすめ理由④ 一時帰国時に手続き不要でそのまま使える

画像引用元：楽天モバイル

楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」は、データ利用料に応じて月額料金が決まる仕組み。

そのため一時帰国時に契約プラン変更 (データ増量など) の手続き不要で、日本到着後すぐにネットが使えます！

もちろん日本出国時も何も手続きはいりません。

おすすめ理由⑤ 海外から日本への国際通話が無料

画像引用元：楽天モバイル

楽天モバイル独自の通話アプリ「Rakuten Link」を使えば、海外から日本・他国へ無料で通話可能！

利用機会は少ないですが、LINE通話が使えない相手（日本の企業など）へ電話するときには重宝しますよ◎

おすすめ理由⑥ 海外でもSMS認証ができる

ワーホリ・留学時の格安SIM選びで1番大事なポイントは「海外でもSMS認証ができる」こと！

なぜなら、海外でも日本の電話番号でのSMS認証が使えないと詰むから。

これ見落とす方が本当に多いので要注意です！

海外滞在中も日本のサービスやアプリを使う機会は多々あり、登録・ログイン時に本人確認のため「日本の電話番号でのSMS認証」をよく要求されます。

特に高いセキュリティが求められる銀行やクレジットカードのログインは、日本の電話番号しか受け付けてくれません！

その点、楽天モバイルは海外でもちゃんとSMS認証ができる（受信料も無料）ので、ワーホリ・留学時も安心して使えます！

大手キャリアの「番号保管サービス」は、通話・SMS・データ通信すべて利用不可。正直これを選ぶのは悪手です。

おすすめ理由⑦ eSIMに対応

格安SIMの通信会社には、eSIM未対応の会社もありますが、楽天モバイルは対応済み！

日本の電話番号維持用のSIMには、必ず「eSIM」を選ぶ必要があるので、eSIM対応は重要ポイントです。

「eSIM」を選ぶべき理由

格安SIMで日本の電話番号を維持する際、スマホには「日本のSIM」と「海外のSIM」の2枚を入れることになります。

この状態を「デュアルSIM」と言い、多くのスマホは「SIMカード＋eSIM」の組み合わせでデュアルSIMに対応。

つまり、日本と海外それぞれで利用するSIMは、一方はSIMカード、もう一方はeSIMを選ばないといけません。

しかし日本でも海外でも、eSIM対応の通信会社は限られておりSIMカードが主流。

そのため日本の格安SIMにはeSIMを選び、SIMカードは海外SIM用に空けておくのが無難というわけです！

ちなみに「SIMカード」と「eSIM」の違いは以下のとおり。

SIMカード	eSIM
カード型のチップ 通信会社ごとに差し替える必要あり	スマホ端末内に埋め込まれているチップ 物理的な差し替え不要

おすすめ理由⑧ 契約事務手数料が無料

楽天モバイルは契約時の事務手数料が無料！

格安SIMでは契約事務手数料 (約3,000円) のかかる会社が多いので、無料なのは大きな魅力です。

しかも楽天モバイルは契約事務手数料が無料なだけでなく、契約時に大量の楽天ポイントをくれるので、他社SIMとは大違いですよね。

おすすめ理由⑨ 楽天市場・楽天カードでのポイント還元率UP

画像引用元：楽天モバイル

楽天市場も楽天カードも、楽天モバイルユーザー以外へのポイント還元率が改悪された一方で、楽天モバイルユーザーにはより多く還元されるようになっています！

楽天モバイルを使うと、

という好循環が起き、海外生活中も楽天経済圏の恩恵を受けられます◎

楽天モバイルのデメリット

メリット盛り沢山の楽天モバイルですが、惜しい点もあるのでご紹介していきます。

①月額料金が少し高い

楽天モバイルの月額料金 (税込968円〜) は、ほかの格安SIMと比べて少し高いですよね。

でも、紹介キャンペーンでもらえる13,000ポイントを支払に充てれば「1年無料」で利用可能！

最初の1年だけ楽天モバイルを使い、その後ほかのSIMに乗り換えれば、月額料金のデメリットを回避することもできます。

ちなみに、その後のSIMには月額290円のHISモバイルがおすすめです。HISモバイルについては以下の記事で紹介してるので、ぜひ参考にしてみてください◎

②日本での利用時に通信速度が遅いときがある

画像引用元：みんなのネット回線速度

楽天モバイルに対するネガティブな口コミの大半が、通信速度の遅さ・不安定さに関するものです。

私も実際に使う中で、建物内や地下鉄など場所によって繋がりにくい時はありました。

しかし、2023年10月に総務省の認定がおり、楽天モバイルもプラチナバンドを獲得！

2024年中の提供開始を目指すようなので、通信環境は今後ますます改善が期待されます！

海外では楽天モバイルの回線を使わないので、現時点でも支障なし。

海外でのデータ通信・SMS受信には、楽天モバイルが提携している現地通信会社の回線が使われます。

楽天モバイルの通信速度は、改善が期待されること・海外では影響しないことから、あまり気にしなくて大丈夫です◎

③180日間未使用だと利用停止になる場合がある

日本のSIMをワーホリ・留学中に使う上で気になるのが「自動解約されないか？」という点。

楽天モバイルの場合、180日間未使用だと解約させられる恐れがあります。

ただし、いきなり自動解約ではなく、事前通知があり、その後すぐに利用すれば解約は回避可能。

それに、楽天モバイルは海外でも無料でデータ通信できるし、SMS認証を行う機会もあるので、180日間未使用には基本なりません。

自動解約については心配いらないでしょう。

楽天モバイル契約・利用時の注意点

ワーホリ・留学中、楽天モバイルを使う場合は、以下3点に注意して申込・利用を行いましょう。

①必ず「eSIM」を選ぶ

ワーホリ・留学中に格安SIMを利用して電話番号維持する際は、「デュアルSIM」というスマホ端末に2枚のSIMを入れた状態になります。

そして多くのスマホは「1枚はSIMカード、もう1枚はeSIM」の組み合わせでデュアルSIMが可能です。

しかし日本でも海外でも、eSIMにはまだ対応してない通信会社があり、SIMカードが主流。

つまり、SIMカードは海外SIM用に空けておくのが無難なので、楽天モバイルでは必ず「eSIM」を選びましょう。

②海外ローミングの設定をする

海外でのデータ通信・SMS受信には「海外ローミング」の設定が必要です。

楽天モバイルの場合、以下の方法で海外ローミング設定が行えます。

③日本国内と海外でのデータ使用量は合算される

これは一時帰国時に要注意ですが、「日本でのデータ利用量」と「海外でのデータ利用量 (無料の2GB分)」は合算されます。

つまり、月額1,078円に収めたい場合は、日本と海外あわせて3GB以内の利用に抑えないといけません。

私は以前「合算されない」と勘違いし、意図せず月額1,078円を超えたことがあるので、皆さんも気をつけてください（笑）

↓データ使用量の内訳（日本で3.08GB、海外で2GB）

ちなみにややこしいですが、データチャージで追加購入したデータ利用分は合算されないのでご安心ください。

まとめ

ワーホリ・留学生におすすめな「楽天モバイル」について、概要やメリット・デメリットなどをご紹介しました。

楽天モバイルは海外でも使える機能やお得なサービスがダントツに多く、「利便性とコスパに優れたSIM」を探してる方に最適です！

ワーホリ・留学界隈では、安さを理由に「povo」をおすすめする方が多いですが、povoはSMS認証に不具合があるので正直おすすめできません…。

「海外でもSMS認証ができること」は安さより重要です。

楽天モバイルは、ポイント払いでpovoのように0円運用もできるし、SMS認証もちゃんと使えます！

ワーホリ・留学時のSIM選びに失敗したくない方は、ぜひ楽天モバイルを検討してみてください◎