ワーホリ中におすすめの日本の格安SIMってどこ?
ワーホリ・留学中、日本の電話番号維持にどこの格安SIMを使うべきか悩みますよね。
料金の安さだけで選ぶと失敗しかねないし、SIM関係に詳しくないと結構むずかしいです。
そこでこの記事では、私が比較した格安SIM15社のうち、安くて使い勝手の良いSIMとしておすすめな「HISモバイル」について、概要やメリット・デメリットなどをご紹介していきます!
HISモバイルは、
- ワーホリ・留学中の利用に必要な機能・条件がちゃんと揃ってる
- 使い勝手が良い
- 安い
この3つを兼ね備えた安心感のある格安SIMです!
知名度はまだまだですが、ワーホリ・留学時用の安くて使いやすいSIMを探している人にピッタリなので、ぜひ参考にしてみてください◎
比較した格安SIM一覧
(15社 : eSIM対応の全社)eSIMを選ぶ必要があるため対応会社のみ比較してます。
- povo
- ahamo
- irumo
- LINEMO
- 楽天モバイル
- UQモバイル
- Yモバイル
- mineo
- 日本通信
- HISモバイル
- IIJmio
- nuroモバイル
- J:COMモバイル
- LinksMate
- BIC SIM
みこ
- 現在オーストラリアに夫婦でワーホリ中
- 海外渡航 7カ国・ノマド経験あり
- 今までに「クレカ15枚以上・SIM10社以上」利用
- 趣味で「海外でのお得な決済手段やサービス」を日々リサーチ
- 現在オーストラリアに夫婦でワーホリ中
- 海外渡航 7カ国・ノマド経験あり
- 今までに「クレカ15枚以上・SIM10社以上」利用
- 趣味で「海外でのお得な決済手段やサービス」を日々リサーチ
HISモバイルってどんな会社?プラン内容や料金など概要を紹介
画像引用元:HISモバイル
HISモバイルは、大手旅行会社HISが運営している通信会社です。
提供プランは主に4つ。
音声通話付きSIM
- 自由自在290プラン
- 自由自在スーパープラン
データ通信専用SIM
- データ定額440プラン
- ビタッ!プラン
このうち、ワーホリ・留学時の利用におすすめな「自由自在290プラン」について詳しく解説していきます!
ワーホリ・留学時におすすめ!HISモバイル【自由自在290プラン】の詳細
基本料金
データ容量 | 月額料金 | |
1GB | データ使用量 100MB未満 | (税込) | 290円
100MB以上 | 550円 (税込) | |
3GB | 770円 (税込) | |
7GB | 990円 (税込) |
自由自在290プランの中にもプランが3つあり、それぞれ「ひと月の上限データ容量」が異なります (1GB・3GB・7GB) 。
このうち、1GBプランのみ2段階の料金設定となっており、ひと月のデータ使用量が100MB未満だと月額料金が290円に。
ワーホリ・留学生におすすめなのは、この「1GBのプラン」です!
海外生活中はHISモバイルのデータ通信を使わないので、データ使用量は100MB未満。つまり、毎月290円という超お得な料金で利用できます◎
オプション料金
オプション | 料金 |
5分かけ放題 | 500円 / 月 (税込) |
完全かけ放題 | 1,480円 / 月 (税込) |
データチャージ | 200円 / 1GB (税込) |
国際ローミング | 0円 |
海外でSMSを受信するためには「国際ローミング」の申し込みが必要です。
申込は会員ページ「My HISモバイル」よりいつでも可能で料金無料。忘れずに申し込みしましょう。
その他のサービス料金
その他サービス等 | 料金 |
通話料 | 9円 / 30秒 (税込) |
初回契約事務手数料 | 3,300円 (税込) |
プラン変更 | 0円 |
MNP転出料 | 0円 |
解約料 | 0円 |
格安SIMの通話料は「11円〜/30秒」が相場ですが、HISモバイルは「9円/30秒」と業界最安級!
また格安SIMでは、通信会社が提供する独自通話アプリの使用が一般的ですが、HISモバイルでは、スマホに元から入ってる通話アプリでの通話が可能。
通話する機会は少ないですが、他社より安くて使い勝手が良いことは魅力的ですね。
\ 月額290円!海外におすすめ格安SIM /
HISモバイルがワーホリ・留学におすすめな5つの理由
概要を抑えたところで次は、HISモバイルがワーホリ・留学中の日本の電話番号維持におすすめな理由を解説していきます。
HISモバイルは、
- ワーホリ・留学中に利用する上で必要な機能・条件がちゃんと揃ってる
- 使い勝手が良い
- 安い
の3拍子そろった格安SIMで、具体的には5つのメリットがあります!
- 料金が安い!月額たったの290円
- 海外でもSMS認証ができる
- eSIMに対応
- いつでも無料でプラン変更可なので一時帰国時もすぐに使える
- 使わない月があっても自動解約なし
おすすめ理由① 料金が安い!月額たったの290円
画像引用元:HISモバイル
HISモバイルの魅力は、まずその料金の安さ!月額たったの290円!
ワーホリ・留学時、大手キャリアの番号保管サービス (約400円) を利用する方もいますが、断然HISモバイルの方が安いです。
しかも番号保管サービスは、通話・SMS・ネット通信が一切利用不可ですが、HISモバイルにそのような制約は全くなし。
どう考えてもHISモバイルを選ぶ方が得策です!
おすすめ理由② 海外でもSMS認証に使える
ワーホリ・留学時の格安SIMを選ぶ上で1番大事なポイントは、海外でもSMS認証に使えること!
なぜなら、海外でも日本の電話番号でのSMS認証が使えないと詰むから。
これ見落とす方ほんとうに多いので要注意…!
海外滞在中も日本のサービスやアプリを使う機会は多々あり、それらの登録・ログイン時に本人確認のため「日本の電話番号でのSMS認証」をよく求められます。
私が解約や番号保管サービスではなく、格安SIMでの電話番号維持を推奨するのもこれが理由です。
HISモバイルは海外でちゃんとSMS認証できるので、ワーホリ・留学時も安心して使えます◎
おすすめ理由③ eSIMに対応
格安SIMだとeSIM未対応の会社もありますが、HISモバイルは対応済み。
日本の電話番号維持用のSIMには必ず「eSIM」を選ぶ必要があるので、eSIM対応は大事なポイントです!
「eSIM」を選ぶべき理由
格安SIMで日本の電話番号を維持する際、スマホには「日本のSIM」と「海外のSIM」の2枚を入れることになります。
この状態を「デュアルSIM」と言い、多くのスマホは「SIMカード+eSIM」の組み合わせでデュアルSIMに対応。
つまり、日本と海外それぞれで利用するSIMは「一方はSIMカード、もう一方はeSIM」を選ばないといけません。
しかし日本でも海外でも、eSIM対応の通信会社は限られておりSIMカードが主流。
そのため日本の格安SIMにはeSIMを選び、SIMカードは海外SIM用に空けておくのが無難というわけです!
ちなみに「SIMカード」と「eSIM」の違いは以下のとおり。
SIMカード | eSIM |
---|---|
カード型のチップ 通信会社ごとに差し替える必要あり | スマホ端末内に埋め込まれているチップ 物理的な差し替え不要 |
おすすめ理由④ いつでも無料でプラン変更可!一時帰国時もそのまま使える
プラン画像引用元:HISモバイル
HISモバイルは、何度でも無料でプラン (データ容量) 変更可能!
会員ページ (My HISモバイル) で簡単に手続きでき、翌月より適応になります。
日本滞在中はデータ容量1GBだと足りないですが、いつでも3GBや7GBに変更できるので、一時帰国中も通信会社を変える必要なし!
わざわざ他社SIMを準備しなくてよいのは、かなり楽ですよ◎
おすすめ理由⑤ 使わない月があっても自動解約なし
HISモバイルでは、使わない月があっても自動解約なし!
海外滞在中はSMS認証くらいしか使用機会がないので、自動解約の心配がないのはありがたいです!
\ 月額290円!海外におすすめ格安SIM /
HISモバイルのデメリット
ワーホリ・留学中の、日本の電話番号維持におすすめなHISモバイルですが、3点だけ残念な点が…。
- 初回契約事務手数料(税込3,300円)がかかる
- 日本での利用時に通信速度が遅いときがある
- 余ったデータ容量を繰越できない
日本の電話番号維持用としては、上記②③は大した問題ではありませんが、一応それぞれご紹介します。
デメリット① 初回契約事務手数料 (税込3,300円) がかかる
HISモバイルでは、初回契約時に税込3,300円の事務手数料がかかります。
最近は契約事務手数料が無料の会社もあるので、手数料かかるのはちょっと残念ですよね…。
ただ、HISモバイルの初回契約事務手数料は、SIM発行料込み。
格安SIMでは、初回契約事務手数料に加えて、別途SIM発行料がかかることも珍しくないので、HISモバイルはまだ良心的な方です。
デメリット② 日本での利用時に通信速度が遅いときがある
HISモバイルをはじめとする格安SIMは、大手キャリアの通信回線を間借りしている仕組み上、どうしても通信速度が遅くなりがちです。
特に昼休憩時や夜など、ネット利用者の増える時間帯は、その傾向が強くなります。
画像参考元:みんなのネット回線速度
とはいえ、海外ではHISモバイルでのネット通信は使いません。
また、肝心のSMS受信は、ネット回線ではなく通話とおなじ音声回線を使用するため全く支障なし。
通信速度のデメリットについては、ワーホリ・留学生はあまり心配しなくて大丈夫ですよ。
ちなみに私は7年近く格安SIMを使ってますが、正直オーストラリアの通信速度より全然マシです!笑
デメリット③ 余ったデータ容量を繰越できない
HISモバイルでは、使わずに余ったデータ容量を翌月に繰り越すことができません。
海外滞在中は毎月データ容量が余るので、それを全く繰り越せないのは少し残念ですよね…。
でも、データ繰越どころか、SMSやネット通信も一切できない「番号保管サービス」でさえ月400円ほどかかります。
そう考えると、月290円のHISモバイルがデータ繰越不可であることは、許容範囲内ではないでしょうか。
HISモバイル契約・利用時の注意点3つ
ワーホリ・留学時に、HISモバイルを日本の電話番号維持用として使う場合は、以下の3点に注意して申込・利用を行いましょう。
- 必ず「音声通話付きSIM」を選ぶ
- 必ず「eSIM」を選ぶ
- 必ず「国際ローミング」オプションを申し込む
①必ず「音声通話付きSIM」を選ぶ
格安SIMのプラン内容には、「音声通話付きSIM」と「データ通信専用SIM」という区分があります。
- 音声通話付きSIM
→ 通話・SMS・データ通信が利用可能 - データ通信専用SIM
→ データ通信のみ利用可能。通話・SMSは利用できない。
データ通信専用SIMプランの方が安いですが、肝心の「海外でのSMS利用」ができないため、必ず音声通話付きSIMを申し込みましょう。
②必ず「eSIM」を選ぶ
「HISモバイルのおすすめ理由③」でも解説したとおり、ワーホリ・留学中に格安SIMを利用して電話番号維持する際は「デュアルSIM (スマホに2枚のSIMを入れた状態)」になります。
そして多くのスマホでは「1枚はSIMカード、もう1枚はeSIM」の組み合わせでのみデュアルSIMが可能。
しかし日本でも海外でも、eSIM対応の通信会社は数が少なく、SIMカードの方が主流です。
SIMカードは海外のSIM用に空けておいた方が無難なので、HISモバイルでは必ず「eSIM」を選びましょう。
③必ず「国際ローミング」オプションを申し込む
海外でSMSを受信するためには「国際ローミング」という機能が必要です。
HISモバイルでは、オプションで国際ローミングが用意されています。
海外でのSMS利用前に、必ずこのオプションを申し込みましょう。 (料金は無料です◎)
国際ローミング申込方法
- オプションの申込がない場合は「0円 (利用不可) 」と表示されています。
- 「50,000円」は上限額。実際の請求額は利用分のみ。
- 海外でのSMS受信料は無料。SMS送信料は100円/通 (不課税・全角1文字~70文字まで)。
まとめ
ワーホリ・留学生におすすめな日本の格安SIM「HISモバイル」について、概要やメリット、デメリットなどをご紹介しました。
HISモバイルは「安くて使い勝手の良いSIM」を求めてる方にとってベストな選択肢です!
ワーホリ・留学界隈では、安さを理由に「povo」をおすすめする方が多いですが、povoはSMS認証に不具合があるので正直おすすめできません…。
「海外でもSMS認証に使えること」は安さより重要なポイントです!
安くてちゃんと使えるSIMが良い方は、ぜひHISモバイルを検討してみてください◎